Instagram集客法
Instagramを攻略するときの全体的な流れはTwitterとほぼ同じです。
①売りたいイラストを決める
(自己分析)
↓
②誰に売りたいのかを決める
(ペルソナ、リサーチ)
↓
③店構えをつくる
(コンセプト・イラスト販売サイト作成)
↓
④発信・営業活動
Instagramの特徴
①画像投稿がメイン
画像や動画を投稿することがメインになります。視覚的にお客さんの共感やあこがれにアプローチすることができるのでイラストとかなり相性がいいです。画像はなるべく統一感を意識して投稿していきましょう。
②拡散するにはハッシュタグ機能を活用しよう
インスタグラムはTwitterと拡散のされ方が違います。
Twitterではリツイート機能といっていいなと思った投稿を自分のフォロワーに共有できる機能があったり、フォロワー以外の投稿もフォロワーがいいねやリツイートすることでタイムライン上に上がってくるので拡散されやすい仕組みになっています。
一方でInstagramはそのような拡散機能がなく、自分のフォロワーの投稿しか見れない仕様になっています。
ただ、インスタにはハッシュタグ検索というのがあり、これがインスタを伸ばすための鍵になります。
インスタグラムの場合、自分の投稿を見つけてもらうきっかけはハッシュタグ検索またはフォロワーさんからがほとんどになります。
ハッシュタグというのは♯の記号の後に特定のキーワードを組み合わせることでタグとして利用できるものです。
タグを活用することで
✅ハッシュタグがついた投稿だけを一覧でみれる
✅似たような趣味のユーザーを探すことができる
ようになります。
Instagramでの店構えを作っていきましょう
プロフィール欄
インスタのプロフィール文章が最初に表示されるのは、基本的に4行目までです。この4行であなたが何を発信し、お客さんがフォローするメリットはあるのかどうかを判断されます。
ポイントは、ダラダラと自己紹介文を書くのではなく箇条書きにしてわかりやすくすること。何を発信しているアカウントなのかを簡潔に伝えましょう。
プロフィールで最低限記入すべき項目
- 何を売っているのか?何を発信しているのか?
- フォローするメリットや実績
- イラスト販売サイトへの誘導リンク
投稿内容
画像は統一感を意識する
イラストレーターの場合はあなたが売りたいイラストの投稿をメインにしましょう。さらにInstagramでの投稿はあなたのポートフォリオがわりになります。
Instagramで人気のあるアカウントは統一感をうまく出しています。
統一感のある画像や動画を投稿することで、お客さまに対してイラスト屋としてのコンセプトがブレていない印象を与えることができ、結果、お客さまへの信頼につながります。
また、統一感のあるアカウント運用は、あなたならではの世界観を演出することもできます。
あなたのアカウントを初めて訪れたお客さまにとって、ブレない・独自の世界観ある印象を持っていただくことで、「フォロー」や「いいね」といったアクションにつながりやすくなります。
さらに、フォロワーが増えてきたらあなた自身にも興味を持ってもらえるようになるので、あなたが絵を描いている様子など人っぽさが伝わる発信もしていきましょう。
イラストの購入につながる導線をつくっておく
インスタグラムで宣伝を行う場合、投稿を見てくれた人に対してイラストの購入するという具体的な行動を起こしてもらうための導線を作っておきましょう。
《導線を作る例》
・プロフィールにココナラページのリンクを載せておく
・投稿すべてにプロフィールへのリンク(@+アカウント名)を挿入することでプロフィールへ誘導し、プロフィール内にイラスト販売サイトへの誘導や初回ご依頼時の特典を記載しておく
インスタでの店構えが上手な人の例
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグをつける方法
フィード投稿画面のキャプション部分に「#〇〇 」のように半角文字の#(シャープ)のあとにキーワードを追加するだけです。
ハッシュタグの付け方のコツ
ターゲットが検索しそうなハッシュタグを使用する
ハッシュタグは最大30個までつけられますが、どんなハッシュタグでもいいわけではありません。あなたのペルソナが検索しそうなハッシュタグをつけましょう。また、投稿に関係のないものや、イラスト販売という目的につながらないハッシュタグはつけないようにしましょう。
タグの規模を使い分ける
使われているハッシュタグの投稿数によってそれぞれ、「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」の3つに分類することができます。ビッグワードばかり使うと露出は増えますが、競合が多いため埋もれやすくなってしまいます。逆に、スモールワードのような具体的な言葉の場合は、投稿数は少なくなるのでライバルが減るぶん上位表示され、結果お客さんの目に止まりやすくなります。なので、タグはまんべんなく使うのがおすすめです。
《ビッグワード》
投稿数・検索する人が多いハッシュタグ(投稿10万件以上)
例)イラストレーション、アイコン、ブログ
《ミドルワード》
投稿数・検索する人がそこそこいるハッシュタグ(投稿1~10万件)
例)ブログ初心者、似顔絵師、アイコン描きます
《スモールワード》
投稿数・検索する人が少ないハッシュタグ(投稿1万件以下)
例)家族似顔絵、カップル似顔絵、ブログ仲間と繋がりたい
人気の投稿の真似をする
何よりも確実なのは、すでにハッシュタグで上位表示されているアカウントのハッシュタグの付け方を研究して真似してみることです。
また今の投稿だけではなく、過去の投稿も見てみましょう。というのも、そういったアカウントも当時はフォロワーも少なくいいねもなかなか付かない状況だったはずです。
そういったアカウントが、どのようにしてハッシュタグを付けて露出を増やしてきたのかを研究することで、本質的なポイントが見えてきます。
ターゲットにアプローチしましょう
最初はハッシュタグで見つけられるようになるには時間がかかります。なので、自分のことを知ってもらうためには、自分から積極的にターゲットとなる方のアカウントをフォローしたり投稿に「いいね!」していきましょう。
フォローのコツ
コミュニティハッシュタグを活用する
コミュニティハッシュタグとは、特定の話題について高いモチベーションがあるユーザー同士が仲間を探したり、仲間に自分の投稿を見てもらいたい場合に用いるハッシュタグのことです。
《コミュニティハッシュタグの例》
・サービスそのものをあらわすハッシュタグ
例)#ブログ #漫画ブログ
・同じ話題に興味がある仲間を募集するハッシュタグ
例)#ブログ仲間と繋がりたい #ブログ仲間募集
・ニッチな分野をあらわすハッシュタグ
例)#ブログアフィリエイト #ブロガーママ
・特定のイベントを表すハッシュタグ
例)#ブログ更新しました ブログ始めました
・習慣をあらわすハッシュタグ
例)#朝活 #ブログ書け
・自分の性質や行動原理をあらわすハッシュタグ
例)#ブログ進まない #引きこもりたい
あなたのペルソナが集まってそうなコミュニティハッシュタグを見つけて、そこからフォローしていきましょう。
インサイト機能を活用
投稿したあとは、しっかりとあなたが設定したお客さんに発信が届いているのかを分析しましょう。Instagramには「インサイト」といって、「見てくれた人の数」「URLクリックした数」「いいね!」「表示回数(インプレッション)」の分析をすることができます。どんな投稿が反応率が高いのか?ターゲットに響いているのかを確かめ、修正していきましょう。インサイトはプロフィール画面や個別の投稿から見ることができます。
※個人アカウントからビジネス向けの「プロアカウント」に切り替えることでインサイトの機能が利用可能になります。プロフィール画面右上の3本線(メニュー)をタップ→設定→プロアカウントを取得するから変更できます。
ストーリーズを活用する
ストーリーズ機能は、簡単にいうと24時間で消える投稿のことです。フォロワーのタイムラインに流れず、自分のプロフィール投稿一覧にも残らないという気軽さが特徴です。
さらにInstagramストーリーズにはハイライト機能があります。ハイライトとは、残しておきたいストーリーをプロフィールに保存できる機能です。ハイライトに保存されたストーリーはお客さんがまとめてチェックすることが可能です。
ストーリーズの特徴
- 24時間で消失するので限定感、リアルタイム感がある
- 消失後も任意でプロフィール画面上部に保管できる
- アンケートやライブ配信などのコミュニケーション機能がある
- URLを挿入できる
- インパクトの大きい縦長の写真や動画でより没入感がある
ストーリーズの活用アイデア例
- 過去に描いたイラストの紹介
- 完成したご依頼イラストとお客さんからいただいた感想をセットにして実績をPR
- 漫画イラストの投稿(続きを見るにはリンクもしくはプロフィールから)
- メイキング動画のライブ配信
ストーリーズの使い方が上手な人の例
リール投稿
「リール」とは15秒〜30秒のショートムービー機能です。既存の動画にBGMを追加したり、エフェクトやトリミングをしたり、自由にカスタマイズすることが可能です。
ショートムービー機能としては「ストーリーズ」と似ていますが、大きく異なる点はフォロワー以外の人に動画を見てもらえること。
- リール専用タブ(画面下中央のリールアイコン)
- 発見タブ(虫眼鏡マーク)
でも表示されることがあり、人気のリール動画は数千万再生されるなど圧倒的な拡散力があるため、ぜひ積極的に利用してみましょう。
リール動画のアイデア例
- メイキング動画
イラストが完成するまでの動画をスピード感を持ってテンポよく紹介。 - イラスト比較
昔のさえないイラストから◯年後…こんなに魅力的なイラストに!あっと驚かせるような動画。