反応が上がるハッシュタグの活用法

具体的にどんなハッシュタグを使えばいい?

ハッシュタグ自体にも影響力というのがあってそういった影響力のあるタグをうまく活用できればより多くの人に自分の投稿が見てもらえたり、フォロワーの増加につなげることができます。

しかし、ただ闇雲にハッシュタグを付けても、あまり効果は期待できません。

効果を生むには、ハッシュタグの戦略的活用が必要です。この記事では、Instagramハッシュタグの効果的な活用方法や設定のポイントをお伝えします。

ハッシュタグの付け方

ハッシュタグの付け方は、フィード投稿画面のキャプション部分に「#〇〇 」のように半角文字の#(シャープ)のあとにキーワードを追加するだけ。

すると、#以下のキーワードが青文字で表示され、タグをタップすると同様のキーワードでタグ付けされた投稿の一覧を見ることができます。

効果的なハッシュタグの選び方

ターゲットが検索しそうなハッシュタグを使用する

ハッシュタグを付けることの目的は、フォロワーの獲得や自サイトへの誘引などにあると思います。

そのため、自分が狙っているターゲット層を集めなければ、どれだけハッシュタグから流入があっても意味がありません。

たとえば、旅行好きの人を集めたい場合は次のどちらのハッシュタグが適切でしょうか?

「#旅行行きたい」と「#インドア生活」

少し極端ですが、「#旅行行きたい」のハッシュタグを検索している人の方が「旅行好き」である可能性は高いですよね?

このようにターゲットが検索しそうなハッシュタグを使用することが絶対条件となります。

投稿と関連のないハッシュタグは使用しない

Instagramでは、誰でも好きなハッシュタグを付けて投稿することができますが、関係ないハッシュタグを付けるのは無意味なのでやめておきましょう。

たとえば投稿内容が「ネットショップの運営方法」であるにも関わらず、付けているタグが「#旅行行きたい」だと、誰も反応してくれません。

それどころか、無関係なハッシュタグとしてユーザーにマイナスの印象を与えかねません。

投稿数を見る

ハッシュタグを選ぶさいに重要なのが、そのハッシュタグに関連づけられている投稿の数です。

たとえば下記のように「器」と「器のある暮らし」では投稿数が100倍ほど変わってきます。

何となく投稿数が多いハッシュタグを付ければいいと考えがちですが、それはまったく異なります。

というのも投稿数が多い=競合が多いということだから。

あなたのアカウントがフォロワーを何万と抱えるアカウントであれば、そういったハッシュタグでも表示されるかもしれませんが、そうでない場合は、投稿したところで誰の目にも触れない可能性があります。

そのため、少なすぎず多すぎない投稿数のハッシュタグを選ぶことをおすすめします。

目安で言えば1,000以上10万未満くらいのハッシュタグが、狙うにはちょうどいいとされるボリューム感となります。

反対に投稿件数が数10件や数100件と、あまりにも少ないと、そのハッシュタグを見ている人自体が少ないので注意してください。

ハッシュタグの投稿数は、上の画像のように検索すると見れるようになっているので、確認してみましょう。

キーワードの粒度

ハッシュタグを考えるさいには、粒度(どれくらい具体的な言葉か?)という点も考慮するとよいです。

その時の考え方が「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」という3種類のワードの考え方です。

たとえば、カフェについての情報を検索したい場合、「カフェ」がビッグワード、「東京カフェ」がミドルワード、「〇〇カフェ(店舗名)」がスモールワードとなります。

ビッグワードはたくさんの人が使用しているタグですが、その分投稿が流れていきやすく、多くの人の目に止まらない可能性があります。

また、東京のカフェを探している人にとって、ただ漠然と「カフェ」のタグを付けても引っかかることは少ないでしょう。

規模感を考慮しても、まずはミドルワードと呼ばれるような、適度に具体的で投稿数も多すぎないハッシュタグを選ぶようにしましょう。

多くのハッシュタグを設定

Instagramでは、一つの投稿に最大30個までのハッシュタグを付けることができます。できるだけ多くのユーザーへアピールするためには、多くのハッシュタグを付けると効果的です。

最低でも、10個程度のハッシュタグを付けることをおすすめします。(多ければ多いほど良いというわけではありません)

人気の投稿を真似してみる

何よりも確実で有益なのは、もうすでにハッシュタグで上位表示されているアカウントのハッシュタグの付け方を研究して真似してみることです。

また今の投稿だけではなく、過去の投稿も見てみましょう。

というのも、そういったアカウントも当時はフォロワーも少なくいいねもなかなか付かない状況だったはずです。

そういったアカウントが、どのようにしてハッシュタグを付けて露出を増やしてきたのかを研究することで、本質的なポイントが見えてきます。